1970年代から、世界的に「地球環境の向上」「省エネルギー社会の実現」に注目が集まるようになり、世界中の自動車メーカーが、こぞって環境負荷の低い次世代自動車の開発を始めました。現在、自動車業界では、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)など、電気で動く自動車に、大きな期待が寄せられています。
私たちプライムアースEVエナジー(以下、PEVE)は、こうした電気で動く自動車のキーデバイスである電池を開発・製造・販売するために、トヨタ自動車とパナソニックの出資により設立されました。
当社は、世界初の量産型HVであるプリウスに電池を供給するなど、HV市場の黎明期からHV用電池の世界トップシェアを誇るメーカーとして、市場の成長を牽引し続けてきました。

当社は、昨年 会社設立から20年を迎えました。「地球環境の向上」や「省エネルギー社会の実現」に対する関心は年々高まっています。今後、2020年代に世界各国で導入されていく燃費規制や排気ガス規制は、従来のガソリン自動車だけでは到底達成不可能なレベルに達するため、私たちの事業領域であるEV・HV用電池のニーズが益々高まっていくことは間違いありません。
2015年、当社の親会社であるトヨタ自動車が発表した「トヨタ環境チャレンジ2050」では、2050年には、新車が出すCO2を2010年比90%削減し、新車のほぼ全てを電動車にするという意欲的な目標が示されました。当社の事業内容を踏まえれば、トヨタ自動車がこの目標を達成するためには、当社が担う、もしくは、担うべき役割は図りきれないくらい大きいものがあります。
EV・HV用電池に対する世界的なニーズの高まり、そしてトヨタ自動車の環境自動車戦略の中核を担う会社として、当社は2020年ビジョンを策定し、これまで主力としてきたニッケル水素電池の更なる性能向上と原価低減に取り組むとともに、次世代のリチウムイオン電池の設計開発プロセスの取り込みと量産体制の強化、性能評価試験の受託、トヨタ自動車以外の新規顧客の開拓などに向け、積極的に取り組んでいます。
また、将来に向かってグローバル展開を進めていく足掛かりとして、2014年8月に初めての海外拠点を中国江蘇省に設立しました。今後、グローバル展開が加速してゆく状況を考えると、当社は今、グローバル企業として飛躍の時を迎えているのです。

「地球環境の向上」「省エネルギー社会の実現」という地球規模のテーマに強く興味のある人、グローバルに活躍していきたい人、そして、自らが道を切り拓いていきたい人、是非 共にチャレンジしていきましょう。

代表取締役副社長 佐々木 康夫

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